ドリ×ポカリのライブに行ってきました。
三重県鈴鹿市の社会保険労務士・小岩広宣です。
文化の日の今日は、とても寒い朝でしたが、好天に恵まれましたね。
昨年デビュー20周年だったドリカムと、今年発売30周年を迎えたポカリスエットのコラボレーション。
「POCARI SWEAT 30th SPECIAL LIVE ドリ×ポカリ~イキイキ!~」に行ってきました。
私は音楽はもっぱらクラシックを好みますが、唯一デビュー以来聴き続けているのが、ドリカム。
最近はほとんどCDは買わなくなりましたが、なぜかドリカムは買ってしまいます。
http://ameblo.jp/koiwahironori/entry-10255749631.html
そんなドリカムが三重に来るといえば、行かないわけにはいきません。
懐かしの三重県営サンアリーナ。
三重県最大級のこの会場が、もちろん超満員に揺れました。
今回のツアーのコンセプトは、ポカリスエットとのコラボということで、ちょっと異色でした。
会場参加型で、みんながひとつになって、「イキイキ度」を上げていこうというもの。
だから、昨年の紅白でトリで瞬間視聴率50%のドリカムが、あえてヒット曲は歌わないステージ。
人によっては知らない曲が多かったはずですが、その分、素直に曲に入り込めたと思います。
国民的人気を誇るドリカムならではの試みですね。
コンサートを聴いていて、私はずっと考えていました。
いまさらですが、なぜドリカムはこんなにすごいのだろうか?
20年間もトップクラスのアーティストであり続ける秘密は何なのか?
もちろん、私は理屈抜きにドリカムが好きなのですが、ちょっと第三者的に見てみたのです。
吉田美和の圧倒的な歌唱力と人を魅了する詞の世界。
中村正人のスケールの大きなプロデュース力とセンスのいい作曲。
圧倒的な実績とメンバー全員の結束力の堅さ。
それらは、すべてそうだと思います。
でも、今日のステージを聴いて、私は彼らのもっと本質的な強さを感じました。
それは2つあります。
1つは、彼らは、音楽を「伝えている」のではなく、「見られる世界」を生み出しているということ。
つまり、一生懸命に演奏して思いを伝えようとしているのはもちろんですが、それだけではないのです。
「伝えよう」という思いに加えて、「見られる世界」をしっかりと意識して、つくり出している。
「伝える思い」は一方通行ですが、「見られる世界」は見る側があって初めて成り立ちます。
もっといえば、「伝える」のは演奏者が主役、「見られる」のはむしろ相手が主役。
すごくうまいのに、伝えようとする気持ちが伝わるのに、なぜか心に残らない。
こんな感覚を持ったことはないですか?
芸術も文化もメッセージも、水準が高くて、伝える気持ちが強いだけでは、じつは不十分。
いちばん大切なのは、相手に「見られる」という意識。
つまり、相手は何を求め、何に感動し、何を語りたがっているのか。
これらをしっかりとキャッチして、「見られる世界」を生み出すのが、本当のプロなのです。
2つめは、ドリカム=〇〇という、テーマ、コンセプトが、誰の目にも明らかだということ。
彼らはそのステージにある人だからと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
どれだけメガヒットを生み出していても、イコールで結べる〇〇がある人は、じつは少数派です。
ドリカムらしさ、ドリカムの世界があって、しかもそれが音楽の中、ブラウン管の中にとどまっていない。
私が学生時代のある時期、毎日のようにドリカムを聴いていたのは、この点があるからです。
何か悩みごとや行き詰まったことがあっても、彼らならどう答えてくれるかという独特の世界がある。
音楽のプロとしてのアーティストを飛び越えて、ひとつのカルチャーなのですね。
これらを私たちの仕事に置きかえると、どんなことがいえるでしょうか?
1つめは、頑張ろう、伝えようと努力しているけれども、なかなか結果がともなわない人へのメッセージ。
つまり、自分や主役で「頑張る」「伝える」のではなく、相手を主役にして「見られる世界」を与えようということ。
2つめは、しっかり成果を残しているはずなのに、なかなか次のステージに上がれない人へのメッセージ。
たくさんの人たちに夢を与え、貢献できるテーマやコンセプトは明確になっていないことはないでしょうか?
うまいだけ、技術が高いだけ、数字が挙げられるだけでは、本当のプロにはなれないものなのです。
ドリカムの音楽、そしてドリカムという世界と接していると、さまざまなヒントと答えを与えられます。
純粋に素晴らしい音楽の感動とともに、生き方、情熱の燃やし方、「見られる世界」のつくり方。
今日も、しっかりエネルギーをもらいました。あらためて、感謝です![]()
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